LeopardでName Baseのバーチャルホスト設定(SSL編)

Mac OS X 10.5 Leopardで、
httpsの複数のバーチャルホストを立ち上げてみたので備忘録。


テストサーバーなので、
オレオレ認証局を自分で作り、ワイルドカードサーバー証明書を作っておく。
こちらを参照:

http://earlybirds.ddo.jp/namahage/inegalog/article.php?id=57


コモンネームのところで、ワイルドカードを使った名前を入れておくと。


テストサーバーでは、
すでに複数のバーチャルホストが立ち上がっている。


1 /etc/apache2/httpd.confをviで開く。


2 LoadModuleのところで、
mod_ssl.so
コメントアウトされていたら、コメントアウトをはずす。


3 /etc/apache2/extra/htpd-ssl.conf
がインクルードされているか確認する。
コメントアウトされていたら、コメントアウトをはずす。


4 httpd.confを保存して閉じる。


5 /etc/apache2/extra/httpd-ssl.conf
をコピーしてバックアップしておく。


6 /etc/apache2/extra/httpd-ssl.conf
をviで開く。


7 
コメントアウトし、
その下に、

を追加。


8 ブロック内のサーバー設定を編集。
とりあえず、以下の項目。
DocumentRoot (バーチャルホストをセットアップするディレクトリ。)
ServerName (バーチャルホストのホスト名。)
ServerAdmin (自分のメールアドレスなど。)
ErrorLog (まあ設定しておいたほうがうまくいかないときに助かる。)
TransferLog (これも。)


SSLCertificateFile (サーバー証明書のパス)
Macの場合、"/System/Library/OpenSSL/certs/"におくとか。)
SSLCertificateKeyFile (サーバー鍵のパス。設置場所は上と同じ)


9 ブロックをもう1つ作成する。
基本的には、手順8で設定したブロックの、
説明のコメント以外をコピペし、
手順8で設定した項目を、別のバーチャルホストのものに変更する。
ホスト名は、サーバー証明書を作るときに指定したワイルドカードのルールにしたがうこと。


サーバー証明書と鍵は、今回はワイルドカード証明書なので、
全部同じ。


10 作成するバーチャルホストの数だけ、
手順9を繰り返す。


11 httpd-ssl.confを保存して閉じる。


12 /etc/apache2/extra/httpd-vhosts.confを開く。


13 NameVirtualHost *:443がコメントアウトされていたら、
コメントアウトをはずす。


14 httpd-vhosts.confを保存して閉じる。


15 /etc/hostsに、
設定したバーチャルホスト名を追記する。
(ネームサーバーに設定する場合は必要なし。)


16 apacheを再起動。
システム環境設定の「共有」で、
「Web共有」のチェックをはずし、またオンにする、と。


これでとりあえずうまくいった。


80番ポートのバーチャルホストがすでにいくつか動いている状態だったので、
ほかに必要な設定を知らずにやってしまっている可能性もあり、
Webサーバーを最初に動かすときは、
これだけでは足らないかも。。。